season's cake 037 1/1




『アオイトリ』


君の空から僕の空へ 夜が明ける

何気なく外に出たら 澄んだ空気は少し冷えていて
かじかんだ手を吐息で温めようとしたら
人工の雲ができた

君がいないと僕の時間はまるで止まってしまったようで
いつまでも寂しい思いをするばかりだったけれど
いつの間にか季節は移ろい
気が付けばもうすぐそこに
君の足音が近づいている

ついさっき アオイトリが運んできた 君からの着信には
「もうすぐ逢えるから」

画面の文字に触れてみると
そこだけ少し温かい気がした
まだ少しかじかんでいた指が解れていく
そうやっていつも 君は僕に力をくれる

無意識に零れる笑顔で 返信をタイプしよう

この想いは
時間も距離も飛び越えて

ただまっすぐに 君のもとへ


special thanks for PIYO・PIYO




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