season's cake 065 1/1
『stay』
もう一杯だけ
珈琲をお代わりしてもいいだろうか
もう一杯の珈琲の分だけ
他愛ない会話の中に うずもれていてもいいだろうか
もう一杯の珈琲を飲む時間だけ
向かいの席で 君を見つめていてもいいだろうか
珈琲が熱を失っても
さらさら降る雨が虹に変わっても
そう思う気持ちに変わりはないから
できれば 窓の外の雨が止むまでは
もう少しこのままで
そしてもし叶うことならば
この先もずっと 僕だけのものでいてくれないか
珈琲の熱が冷めても ずっと
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