star sugar 010 1/1
ver.10.1
いつも引き止めたいと思っていた
いつも引き止められずにいた
ただなにも言えずに
後姿をずっと見送るだけ
今日もまた同じことを繰り返して
小さな背中に視線を送るだけ
助手席に残された香りを
想う気持ちの、優しい甘さだと
幸せな勘違いをしたままで
ver.10.2
居ないと日が明けないとか
居ないと日が暮れないとか
そういう馬鹿げた依存じゃなくて
ただあなたが欲しがるなら
ただあなたのために息を続けていこうと
そう思うだけ
ただあなたと繋がっていようと
そう思うだけ
ただあなたが欲しがるから
ただあなただけのために
ver.10.3
贅沢は言わない
笑っていて
振り向いたらそこで
笑っていて
ただいつも 幸せでいて
愛情なら惜しまないから
ver.10.4
ずっと
泣いた君の涙を拭うのは
僕だと思っていた
ずっとずっと
泣いた君を慰めるのは
僕だと思っていた
でも
僕の所為で泣く君の涙は
誰が拭って誰が慰めるんだろうと
そんな疑問が浮かんだ瞬間から
泣いている君をどうしたらいいのかわからなくなった
ver.10.5
ずっと好きでいるからとか
そんな約束はいらない
ずっとなんて疲れるだけで
多分長続きしないよ
時々は忘れて
時々は嫌いでいて
時々どうしようもなく欲しがって
時々泣ける程好きでいて
さじ加減ひとつで翻弄して
傍にいるより追いかける方が
多分あなたを好きでいられる
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