collabo 028 2/2




「あーでもたしかアレって実際コトに及ぶ前にホースを穴に突っ込んでぬるま湯で一気に腸内洗浄する必要があるんでしたっけ? あと女性と違って膣内洗浄力もないから行為の後もやっぱり腸内洗浄しないとまずいのかな?
 いずれにしても突っ込まれる側は参謀って最初から決まっている訳ですし、行為後はともかく行為前の洗浄ナシでコトに及んでも、所長だったらその深い愛でどうにでもなりますよネ?」
 上司の恋愛を応援する為にクリ(ニセ)は知っている限りの知識を次々と、そして科学者らしく淡々と述べていく。
「うわぁ考えたくない事を次々と赤裸々に、そして最後まで言い切っちゃったよこの悪魔ッコは!」
「『ネ?』じゃねぇよお前ホントは俺の兄弟じゃねぇだろクリ(ニセ)!」
 次々と繰り出されるクリ(ニセ)の天然精神汚染攻撃に流石とクリムゾンは身を寄せあってガタガタ震えている。壁に埋もれたマクシムなど余りの恐怖ですでに失神していた。
「黙って聞いてればあんた達…」
 地獄の底から響いて来るようなサーモンピンクの低い声。身体は男なのでその迫力と恐怖はいつもよりもはるかに上回っている。
「最強の肉体で世界征服だのゴシップネタだの元は女だから異物挿入も腸内洗浄もオールオッケーだの、人事だと思って好き勝手いいやがって………」
 サーモンピンクは総皮張りの所長イスから片足を高く上げ、そこから一気に所長デスクに振り降ろした!
 ガン、という大きな衝撃音の直後に黒塗りの重圧感のある所長デスクは、固い筋肉に覆われたサーモンピンク足によって真っ二つに割れて崩れ落ちる。
「もうちょっと真面目に考えやがれこのバカ男共がっ!!!」
 サーモンピンクはイスから立ち上がると、まるでボールでも蹴るように割れた所長デスクを軽々宙に蹴り上げ大声で吠えたのだった。
 以前のサーモンピンクはキレた時も女王の風格があって、平伏したくなる程恐ろしかった。
 だが今のサーモンピンクは、全身凶器とも言える巨体と以前の風格が合わさって、もはや誰も逆らう事の出来ない覇王のオーラを発している。
「ひぃぃゴメンナサイ参謀、いえ覇王樣!」
「覇王様が一刻も早くもとの美しい身体を取り戻せるべく我々は一致団結するであります!」
「覇王様、バンザーイ!」
 これで主導権は完全に手に入れた。黒いサングラスの下に有るサーモンピンクの金の蛇眼が薄く微笑う。
「フッ…わかればいいのよ、わかれば」
 サーモンピンクは所長イスに腰を降ろし、背もたれに巨体を預けて足を高く組みなおした。
 最強参謀サーモンピンク。今の彼女は本来の持ち主以上に男らしくこの肉体を使いこなしていた。


 to be continued...


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